ロンドンで8月13日まで開催された陸上の世界選手権。今大会限りで引退する“伝説”ウサイン・ボルト(30、ジャマイカ)が男子100メートルで3位に敗れ、現役最後となった男子400メートルリレーでは左太ももを痛めて途中棄権と悲劇的な最後の舞台となった。その一方で、フィールドではモデル級の美女アスリートが疾駆し、跳び、躍動し、熱い視線を浴びていた。女子100メートル障害で、日本選手として初めて準決勝に進出した木村文子(29)。168センチ、53キロのスレンダーの容姿は、以前からインターネット上で、かわいいとか美しいなどと評判の美女アスリートだ。「うれしくて早く走りたい」と臨んだ準決勝だったが、13秒29の2組8着の最下位で決勝には進めなかった。
予選落ちした2012年ロンドン五輪以来5年ぶりの世界の舞台。16年には左脚のけがで走ることができず、苦しい時期を過ごした。それだけに「あの場に立てたことがうれしい」と高揚感にひたった。
とはいえ、同時に世界の高い壁も実感した。トップのハードル選手らとのスピードの差を経験した。この経験によって「準決勝でどうやって戦うかを(今後の)目標として設定できる」と前向きに捉えていた。美女ハードル選手が一皮剥ける機会を得た。
>>2以降に続きます
2017.8.20 07:00
http://www.sankei.com/premium/news/170820/prm1708200020-n1.html
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